■筋肉の4つの役割

筋肉の役割としては大きく以下の4つがあります。
①力を発生し、運動の源となる
②熱源となる
③循環の補助作用
④力学的ストレスから体を保護する

結構大事な働きですね!

筋肉は熱を産み出す

続いて、役割②「熱源となる」についてです。寒いと体がブルっと震えます。これは、「シバリング」と呼ばれる生理現象。筋肉を収縮させることで熱を産み出そうとする体温調節行動です。筋肉の収縮に使用されるエネルギーの多くが熱となり体温を上昇させます。筋肉はエネルギーを使って熱を発し、「熱源」となっているのです。
ちなみに、体の中で最もエネルギーを消費するのが筋肉です。つまり、体の中で最も大きい熱源が筋肉ということになります。